“年頭のご挨拶”

新年あけましておめでとうございます。組合員の皆様並びに普及会の皆様におかれましては、ご家族の皆様ともどもよき新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。本年も皆様のご協力・ご支援を戴きながら下記の事業について強力に推進したいと考えておりますので、何卒よろしくお願い致します。

1.“組合の成長について”

すでに当組合は実施しているところですが、昨年9月より「京麺組合員増強委員会(選抜された普及会会員さま並びに組合員)を発足いたしました。組合員増加は、全国の麺類組合の共通した重要施策です。如何にすれば加入戴けるか検討をしております。対策や方法等に付いては3月末目途に検討を重ねています。近隣の“うどん・そば店”で未加入の店舗がありましたら、積極的に入会を勧めて戴きたく願っております。現状維持ではいずれ麺類組合は消滅をしてしまいます。新年度はこの減少傾向から増加傾向に大きく舵を切る大事な年と位置づけをしています。組合員・役職員が一丸となり、また普及会会員さまも強力なご支援戴きながら頑張ってまいりたいと存じます。
また「生活衛生同業組合活動推進月間(毎年11月)」の活動は“衛生水準の確保・向上事業行動計画”に基づき日麺連及び指導センターの指導・支援・協力を得ながら全16団体が活動しています。ここに改めて意識強化を願います。「まずは組合員の増加は喫緊の最重要課題です」皆様のご理解・ご支援を賜りますようお願い致します。

2.“組合員への販促支援について“

昨年度に引き続き“待つお店から選ばれるお店”となるよう、組合員のお店情報発信機能を備えた新ホームページを新年早々に展開を致します。
新年から個別に又は支部単位に説明会を開くなどして、ご理解を戴きました組合員様から順次対応をさせて戴きます。ますますネット情報社会が浸透していく中、積極的に店舗情報を発信することが顧客の来店に繋がるものと信じています。「ホームページ(HP)などは必要がないと思わず、まず積極的な取組を戴けるきっかけとして、新年早々ではありますが“新ホームページ開発概念等について”に付いて研修会を開催いたしますので、是非ともご参加を願いたくご案内させて戴きます。

3.“普及会員への販促支援について”

普及会会員は現在35社となりました。昨年度は普及会会員さまの会社情報(保存版)としてブック形式で全組合員に配布することが出来ました。普及会会員さまの販促支援に役立つことを願っています。
また、ブック形式からIT情報化に取組み新年早々には当組合のホームページを一新して普及会会員さまの販促支援を強化するために新HPにご期待を戴きたく思っています。
今後は適時キャンペーン等を計画して戴き組合員と普及会会員さまの相互メリットを享受できる商品開発を願えればと強く思っています。

4.“地域貢献について”

毎年組合事業として実施しているイベントや施設慰問活動「京都Seelフェア、京都ものづくりフェア、京料理展示大会、聖嬰会への施設訪問等」を年間事業として積極的に取組、地域貢献や組合員相互信頼を深める場として、また技術交流・技術向上研修を兼ねた活動を行います。
また、地産地消は野菜・果物・食材のみでなく、人・物・お金に於いても地域内人材の積極雇用や積極地域内消費に取組む事で地域貢献を行います。

この様に今年も更なる充実を求め実施して参りますので更なる皆様のご参加・ご支援・ご協力を賜りたくお願い致します。
組合員の皆様方におかれましては、今年も一年ご健康でご商売が益々ご繁盛されますことをお祈り申し上げ新年のご挨拶とさせて戴きます。

第83回全国麺類飲食業者愛知大会開催!!

平成29年11月15日(水)愛知県名古屋市名古屋能楽堂において、第83回全国麺類飲食業者愛知大会が全国から450名余名の参加により盛大に開催された。
式典は宮本忠博氏の司会により、先覚物故者への黙祷、山田芳太郎日麺連副会長の開会の辞、国歌斉唱の後、田中秀樹日麺連会長のあいさつ、続いて池本厚大会長のあいさつがありました。
その後表彰式が行われ、京都からは4名の方が受賞されました。(受賞者は下記の欄に記載)受賞者代表の謝辞のあと祝辞を頂戴した。杉本良一全麺生連副理事長の閉会の辞で第1部式典は終了しました。
ウェスティンナゴヤキャッスルに会場を移し、第2部の研修会を開催。研修会では「みそ煮込みうどん」のいろいろを勉強しました。
第3部懇親会では杉山達夫愛知県組合副理事長の開会の辞、田中秀樹日麺連会長と池本厚大会長のあいさつに続いて、来賓のご紹介、祝電の披露があった。来年の全国大会が行なわれる埼玉県の紹介があり、その後、髙島英也サッポロビール(株)代表取締役社長のご発声により開宴となった。アトラクションとして、よさこいの踊りがあった。盛りあがっていた懇親会も原勉愛知県組合副理事長の閉会のごあいさつによりお開きとなった。

(記 : 報道部)

江戸のそばまえ + 京都のさけ

注文した「そば」ができる前に出す酒の「あて」・おつまみのことを東京では「そばまえ」といいます。京都では普通常備の食材で「板わさ」「卵焼」などで対応してきました。デフレ傾向の昨今、各店とも客単価が思うように上がらず、この点が問題でした。外国からの観光の人はもとより日本の京都観光に来られる人も京野菜の人気が上昇中です。


今年は伏見の酒の出来映えが良くて、芳醇な良酒が蔵出しされています。当組合所属の「京乃四季」瀬川卓史さんのお店では奥様のアイデアをもとにおばんざい風に京野菜の「そばまえ」をお酒と共に提供し、お客様に喜ばれています。伏見ならではの地の利を活かした営業だと思います。皆様のお店でも独自の工夫をした麺類プラスの「そばまえ」で、客単価を上げて、営業に良い効果が出るように励んでください。

(記 : 報道部)

祝 平成29年 生活衛生功労者表彰!!

日 付 氏 名 表彰の内容
H29.11.15 西村亭 吉里年和 農林水産省食料産業局長 感謝状
松 葉 松野泰治 日麺連会長・全麺生連理事長 表彰
昭 月 槙村昌浩 日麺連会長・全麺生連理事長 感謝状
京乃四季 瀬川卓史 厚生労働省医薬・生活衛生局長 表彰
H29.11.20 三條尾張屋 矢野敏弘 生活衛生同業組合協議会 知事表彰
田舎亭 和田浩成 生活衛生同業組合協議会 会長表彰

第37回京都Seelフェア 平安女学院で開催!!
麺類店出店&手打そば実演

平成29年10月29日(日)平安女学院において、第37回京都Seelフェアが台風のなか開催された。午前中は雨はそれほどでもなかったが、午後から少しきつくなってきた。本年のメニューは例年とは少し違い、天ぷらうどんとそばのみで、雨天のため少し数を減らし、120食の用意をした。少し肌寒いので体の温まるうどんとそばが人気があった。
メインホールで行われた手打ちそばの実演では打ち手中塚健二さん(わたつね)と解説を堀部和宏さん(本家田毎)の両名で披露し、大変好評であった。
本日参加のスタッフは三嶋吉晴理事長以下10名であった。

(記 : 報道部)

京都ものづくりフェア2017に出店!!

平成29年11月12日(土)13日(日)京都総合見本市会館(パルスプラザ)において、京都ものづくりフェア2017が盛大に開催され、京麺組合は京都府麺料理調理技能士会(三嶋吉晴理事長)と協力して出店した。

 
組合員・青年会員・普及会会員・技能士会会員ら両日で延べ40名が参加して手打ちそばの実演と販売、軽食コーナーでは天ぷら・にしん・きつねのうどんとそばを提供した。なかでも天ぷらは実演販売で大変好評であった。また、焼きそば・フランクフルト・から揚げのコーナーも大好評であった。手打そばは技能士会の若手が担当して、打ちたてのそばを伏見支部特製の出汁をつけて、2人前1パック800円にて販売し、170食を完売した。なお当出店は麺食普及のPRはもとより技能士会会員の研修の場ともなっている。

(記 : 報道部)

第112回京料理展示大会 特設食堂に協賛出店!!

平成29年12月13日(水)14日(木)の両日岡崎の「みやこメッセ」にて開催された第112回京料理展示大会に当組合は特設食堂に協賛出店した。本大会は京料理の魅力を幅広くアピールするために毎年「こと始め」に開催され、全国から多くの方々が見えられる。
マグロの解体と即売、生間流式包丁、花街による京舞などの催しと若手料理人による京料理の展示、関連事業のブースなど会場は熱気あふれる2日間であった。当組合は700食を用意し、完売した。お手伝いしていただいた方々は13日12名、14日12名述べ24名。お疲れさまでした。

(記 : 報道部)

 

福島鰹新鋭工場見学・交流会に参加して

毎月の理事会で新規組合員の募集が喫緊の課題として検討されて久しいがなかなか妙案が浮かばないなか、一助となればと普及会と組合での企画で福島鏗さんのご厚意を受けての今回の交流会となり、12月6日(水)福島鰹株式会社南丹工場に伺いました。噂には聞いていましたがそれを上回る最新鋭の工場(HACCP認証)で正直驚きました。
環境アセスに配慮された工場立地、非接触型の手洗い・トイレ、塵埃を排除する床構造は特に感銘を受けました。かなり長期の供給に堪える全自動低温冷蔵倉庫にはサプライヤーとしての心意気が感じられます。

Video放映・工場見学の後、三嶋吉晴理事長をはじめとした当組合員・未加入麺類店等経営者・福島鰹営業社員3者による交流会がにぎやかに開かれました。最後に、福島鰹(株)執行役員営業副本部長安達豊さんの「20種類ほどのいろいろな魚のかつおを用意しています。四季により旬の美味しい「かつお」を使って季節感溢れる麺類を作って販売促進を図ってほしい。京都府麺類業界の活性化にはこのような企画は大事でメーカーとしても協力を惜しまないなど企業人の眼を通しての卓越したスピーチを戴きました。

(次回は谷口そば粉製粉(株)さんの御協力による交流会になる予定です。)

(記 :報道部)

支部だより 中立売支部

今年も和敬学園に施設慰問へ行って来ました!!

平成29年12月7日(木)今年も和敬学園に施設慰問に行って来ました。毎回何を提供するか、すごく悩みます。以前職員さんが児童はラーメンがすごく好きと言っていたのを思い出し、今年は中華そば(ラーメン)を提供することにしました。
当日は具材のチャーシュー・出し巻・板のり・カマボコ・キザミネギ等の仕込みは当店で済ませておいたので、現場での準備はスープ作り、しょうゆベースのWスープ味にしました。午後6時前から幼い児童から順にぞくぞくと食堂へやってきます。
「ラーメン、ラーメン」と連呼して来る児童も!!!! 今までに無い期待感が私に気合を入れさせます。やはり私が訪問した中で一番反響が良く、おかわりも多々、用意していた麺もすぐに完売!!
みんなの喜んだ顔を見ると来年もがんばろうと思い、和敬学園の訪問はずっと続けなければならないと誓った次第です。来年も中華そば(ラーメン)??

■ 参加組合員:出町田舎亭(和田浩成 加藤義章)

(記 : 中立売支部報道部)