新年の挨拶 2024
府麺類飲食業生活衛生同業組合
理事長
三嶋 吉晴
あけましておめでとうございます。組合員の皆様、普及会会員の皆様におかれましては、つつがなく新年をお迎えになり、新たな気持ちで一歩を踏み出しておられることとお慶び申し上げます。 世界中で広がったコロナ禍により、私たちが慣れ親しんできた生活やビジネスの様相が大きく変わりました。訪日外国人は増加傾向ではありますが、京都ではオーバーツーリズム問題も再燃し、食材価格の高騰、光熱費の上昇、人不足による人件費のアップなどが重なり、飲食店にとっては逆風が吹き続けています。 新しい年を迎えるにあたり、私たちは未来への希望と共に、これからも進化し続ける麺文化を築いていく覚悟を新たにしています。食べ物は人々を結びつけ、文化を育む力があります。その中でも麺は、その多様性と深い歴史を通じて、人々の心に深く根付いています。 私たちの麺類業界は、その素材、製法、提供スタイルにおいて数え切れないほどのバリエーションがあります。そば、うどん、ラーメン、パスタなど、異なる種類の麺が地域や文化によって多様な味わいを生み出しています。この多様性こそが私たちの強みであり、お客様に新たな発見や感動を提供する原動力です。 私たちはこの多様性を大切にし、伝統を守りながらも新しい可能性に挑戦していくことが不可欠であると確信しています。お店一軒一軒が、自らのアイデンティティを大切にし、その地域やコミュニティに根差した魅力的な麺を提供し続けることが、業界全体の発展に繋がると信じています。 また、現在進行中の社会的課題にも真摯に向き合いたいと考えています。サステナビリティ、食の安全、労働環境の向上など、これらの課題に取り組むことが、私たちの未来をより良いものにする手助けとなります。お互いの協力と共感を基に、より持続可能な麺文化を築いていくことが求められています。 新たな年は新たな挑戦の年でもあります。私たちは過去の経験から学び、柔軟に変化に対応し、お客様に喜ばれる麺を提供し続けることで、業界の未来を切り開いていく覚悟です。 本年9月4日開催予定の「近畿ブロック大会京都大会」が今回を持ちまして一つの区切りとなります。皆様におきましては、是非とも、多くのご参加頂きたくお願い申し上げます。 むすびとなりますが、新しい一年が皆様にとって穏やかで、実り豊かな年となりますよう、心からお祈り申し上げます。
第89回全国麺類飲食業者 福井大会 開催される!!
大会テーマ 「明日に向かって つなごう絆を」
令和5年10月18日(水)福井県あわら市 グランディア芳泉に於いて第89回全国大会が開催され、全国から350余名が参加した。(京都からは12名が参加した。) 式典は先覚物故者への黙祷の後、 開会の辞を三嶋吉晴日麺連副会長・全麺生連副理事長がされた。国歌斉唱の後、主催者を代表して、田中秀樹日麺連会長・全麺生連理事長が挨拶され、続いて寳山栄一福井県麺類業生活衛生同業組合理事長・大会長が挨拶された。 次に功労者の表彰式が行なわれた。京都からは5名が受賞された。(別掲)表彰式終了後、来賓各位から祝辞を頂戴し、祝電披露の後、杉本良一日麺連副会長・全麺生連副会長の閉会の辞で終了しました。 式典の終了後、いぶし銀の落語家・瀧川鯉昇師匠による落語と福井県立福井商業高等学校 チアリーダー部「JETS」によるチアリーディングが披露された。その後、懇親会となり、金子康幸福井県麺類業生活衛生同業組合副理事長の開会の辞でスタート。田中秀樹日麺連会長・全麺生連理事長の挨拶があり、ご来賓の祝辞を頂戴した。 来年の開催地 宮城県組合がPRした後、鏡開きが行なわれ、横尾努サッポロビール(株)常務執行役員外食営業本部長の乾杯により開宴となった。 アトラクションとしてベリーダンスのショーが行なわれ、大いに会場が盛り上がった。北谷敏一福井県麺類業生活衛生同業組合理事・実行委員長の閉会の辞で終宴となった。(記 : 報道部)
祝 令和5年 生活衛生功労者表彰!!
日 付 | 氏 名 | 表彰の内容 | |
R5.10.20 | 麺処八百松 | 𠮷川忠雄 | 厚生労働大臣 表彰 |
〃 | 大 鶴 | 太田垣哲男 |
全国生衛中央会理事長 表彰
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R5.10.18 | 大 鶴 | 太田垣哲男 | 厚生労働省健康・生活衛生局長 表彰 |
〃 | 大 鶴 | 後藤 晃 | 日麺連会長・全麺生連理事長 表彰 |
〃 | 権太呂 | 藤本和洋 | 〃 |
〃 | にしんそば松葉 | 松野 博 | 日麺連会長 ・全麺生連理事長 感謝状 |
〃 | 芳 汕 | 小幡亮介 | 〃 |
R5.11.28 | 藪そば | 堺 幸夫 | 生活衛生功労者 京都府知事 表彰 |
〃 | お食事処 いなり | 村上源太郎 | 京都府生活衛生同業組合協議会会長 表彰 |
京麺青年会 交流会を開催しました!!
去る10月5日(木)に京麺青年会交流会を三条木屋町にある「なんくる食堂」に於いて19名で開催しました。 会員・賛助会員様・ゲスト様と交流と繋がりを目的とした集まりで、今回は八幡で農業をされています(株)ブレンドファームの濱田様をゲストでお迎えしました。司会の村上氏の進行の元、定刻21時に当会会長堀部氏の挨拶でスタート。乾杯の御発声は河村製粉(株)の河村様にお願いをし、心地よい乾杯の御発声のもと、宴を開始しました。 今回は日頃馴染みの少ない沖縄料理に舌鼓を打ち、日頃聞けない農業のお話をお伺いし、知識を習得した楽しいひと時でした。中盤でゲームを挟みながらあっというまに終宴。締は岩尾氏の挨拶で締め括りました。 ご参加者の皆様で和気藹々としながらも繋がりが持てる良い機会になった事が良かったと思います。
洛風中学校で出前授業!!
12月13日(水)、京都府生活衛生営業指導センターからのご依頼で当組合を代表し、青年会会長の堀部和宏氏をはじめ、村上源太郎氏、岩尾章太郎氏、普及会から河村製粉社長 河村浩也氏の4名が京都市立洛風中学校に出前授業(後継者育成支援事業)の講師として授業を行いました。 実演を交えた授業で生徒たちもこねたり切ったりと実際に蕎麦打ち体験をしてもらいました。参加した生徒のアンケートからは「蕎麦が出来るまでの工程の多さに驚いた」や「職人さんが蕎麦を作っているのがかっこよかった」、「切るのが難しかったけど楽しかった」など、働く事の大変さや楽しさ、また蕎麦にも興味も持ってもらえた様子でした。指導センターからも大変好評だったと感謝のお言葉をいただきました。